至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「ねえ、あの約束はどうなってるの?」


「それは必ず……菜月さん、落ち着いて……」


あたしの分からない会話は、お姉ちゃんを混乱させていることには変わりなく。


テルさんでさえ、この状況に困惑してることにも変わりない。


いつも堂々と構えていて隙のないテルさんが、今日はお姉ちゃんを前に自分を見失っているようにみえた。


落ち着いて……と、とりなすテルさんですら、落ち着いてない状況。


「もう……どうして……」


「菜月さん……」


また、テルさんがお姉ちゃんを抱きしめた。


今度は正面から。