至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

テルさんが、双葉園に出入りしているなら、お姉ちゃんと知り会うのも不思議ではない。


でもそれは、同時にお姉ちゃんも柳迅会を知っていたことを決定づけた。


黒い交友を知っていたことも……。




「……ねえ……どうしてあの子があそこに居るの?」


テルさんの手から逃れたお姉ちゃんが、正面を向く。


あたしからは、その顔がはっきり捉えることができた。


キレイな顔が、すごく歪んでる。



……そんなにあたしのこと、心配してくれてるんだ。


お姉ちゃんに迷惑を掛けたくない一心だったのに、胸が痛む。


我慢してきたことが全て水の泡となる虚しさも、同時に押し寄せる。