至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

思わず立ち上がってしまったため、またソファに座り直そうとすると。


目の前のお姉ちゃんは、反対にソファから立ちあがっていた。



「今日は……帰るわ」


さっきとは違い、どこか青ざめた表情のお姉ちゃん。


ハンドバッグを手に取り、落ち着かない様子。



……え?



「どうしたの……?」


ここへ来た時の勢いを完全に失ってしまったお姉ちゃんは、そのままリビングを出てしまい。


「お姉ちゃんっ……!」


ワンテンポ遅れて後を追うと、もう玄関で靴を履いていて。


お姉ちゃんが出ようとするタイミングで、外からドアが開いた。