至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

凌牙に会ったら、また面倒なことになる。


今のお姉ちゃんは、凌牙に何を言うか分からない。



そして、あたしが凌牙と付き合ってることがバレたら……。


膝の上で、拳をギュッと握り締めたとき。



「客……?」


最初にリビングに入ってきたのは和希だった。


「なんだ、ババアかよ」


和希には、お姉ちゃんの美貌が通じないのか。


興味もなさそうに捨て台詞を吐いて、二階へあがって行く。


「ちょっと、和希!あたしのお姉ちゃんなんだけどっ……」


その言い方にカチンときて、聞こえてるかどうか分からないけど背中に声を投げかけた。