至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「そうじゃないって、何がそうじゃないの?」


「だからっ……。みんないい人達なんだってばっ!」


「百歩譲ってそうだとしても……優月は関わらないで欲しいの」



さっきとは違い、やわらかい口調だった。


でも言ってることの根本は変わってない。



「どうして?」


「……っ……それは……」


お姉ちゃんが、口ごもりながらもそう言ったとき。




――ガチャガチャ。


玄関の方で音がした。




……まずい。


一気に冷や汗が浮かぶ。



凌牙と和希、そしてテルさんは、今日は本家に行ってるけど。



もしかして帰って来た……?