至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「あの~、セールスはお断りなんすけど~」


大翔が明るい口調で駆け寄っていくと。


髪の長い女性は振り返り、一歩後退したのが分かる。


「宗教じゃないぽっくね?」


「訪ねてくる家間違えたか」


遠目で見ていたみんなも怪訝そうな声を出しているけど。




「ん?優月、どうした」


声を掛けてくれた琉聖さんに目も向けられない程に、あたしは固まっていた。




「……お…ねえちゃん……」


それは、数ヶ月ぶりに目にするお姉ちゃんだったから。