至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

そんなやり取りをしていると、もう家の近くまで来ていたようで。


背の高いコンクリートの建物が見えてきた。


帰りは、行きよりも近く感じた。



「……なんだ?」


楊枝を口にくわえながら、烈さんが不穏な声を出す。


なんだろう……とその先を追うと、家の前で女の人が、そのコンクリートの建物を見上げていた。


「お客?」


「宗教の勧誘か?」


あの家にはインターホンがついてない。


だけど、門も簡単に開けられるわけではない。


一見、普通の家の様には見えないし、突発的な来客は全くと言って程ない。