至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ




「テルさん。今日はありがとうございました」


結局。

帰りも、テルさんが若菜に付き添ってくれて。


戻ってきたテルさんにお礼を言う。



……きっと、若菜は嬉しかったんだろうな。



「大したことはない」


そう言うテルさんは、スッとした鼻に、細いけれど力のある目。



そして何より、大人の色気。


凌牙にもあるけど、それとはまた違う別の何か。



そんなテルさんに、若菜が惹かれるのも分からなくもない。


中学生の女の子からしたら、どれだけカッコよく見えるんだろう。


でもそれは、好きとはちょっと違うのかもしない。


憧れのようなもの。