至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「ごめんね……結局、また逃げ出すようなことして」


奈央に言われたように、二回もあそこを捨てたのは事実で。


あたしは……あたしを育ててくれた双葉園に、唾を吐いたようなものだから……。


「ううん……。あたしこそごめんね、いつも優月ちゃんを助けてあげられなくて。だから、優月ちゃんが今幸せなら、あたし応援する」


優しい若菜の言葉に、涙腺が緩む。


「……若菜は?奈央達になにかされてない?ちゃんと眠れてる?」


「心配しないで。あれ以来なにもないし、あたしは大丈夫」


そう言って、ニッコリ笑った後。


「そういうことなら、きっと壱冴くんも分かってくれるよ」