「七海さんてさ、橘造船の御曹司とかいう婚約者……うわぁっ…!」
話が核心に迫った時、グイッとその手を掴まれて。
気付けば、あたしは和希とともに階段を下ろされていた。
「ちょっと、何するの!?」
今度はあたしが疑問符を投げかける番。
急に人の手を引っ張って階段を下りたりして。
危うく踏み外すところだった。
下にいた灰雅のメンバーも、何事かと一斉にあたし達に顔を向ける。
「その話、琉聖さんに言ってないだろうな」
そんな異様な空気の中、周りなんかお構いなしに低い声を出す和希にあたしは落ち着かない。
話が核心に迫った時、グイッとその手を掴まれて。
気付けば、あたしは和希とともに階段を下ろされていた。
「ちょっと、何するの!?」
今度はあたしが疑問符を投げかける番。
急に人の手を引っ張って階段を下りたりして。
危うく踏み外すところだった。
下にいた灰雅のメンバーも、何事かと一斉にあたし達に顔を向ける。
「その話、琉聖さんに言ってないだろうな」
そんな異様な空気の中、周りなんかお構いなしに低い声を出す和希にあたしは落ち着かない。



