至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

誰が見たって、2人は羨まし過ぎるほどお似合いのカップル。


なのに、七海さんには別に婚約者がいるなんていう噂を学校で立てられてる。


七海さんは知ってるんだろうか。



「ついに頭が壊れたのか?」


「…いや……耳…?」


「……はぁ?」


基本的にガヤガヤうるさい倉庫で、あたしが落とした声なんか前の2人に通るわけない。


あたしはそのまま会話を続ける。


「今日ね。学校で変なこと聞いて」


意味不明と書いてあるその顔に、少し顔を寄せた。


なんだよ…とでも言いたそうに、煙たそうな顔をした和希だったけど。