「乗り換える気かよ」
いつもの幹部スペース。
すっか体調も良くなっていつも通りの和希と、今日も隣に位置して。
「ずっと琉聖さんばっかり見やがって。兄貴から乗り換えんのは勝手だけど、アンタは入る余地もないだろうよ」
あたしは、正面で七海さんと談笑する琉聖さんを、見過ぎていたらしい。
それを見逃さない和希が、嫌味ったらしく突っ込んで来たけど。
「………だよねえ…」
「……はぁ?」
いつもなら間髪入れずに返すはずのあたしの口調は、弱々しかった。
和希も意表を突かれたのか、気の抜けた返事をする。
いつもの幹部スペース。
すっか体調も良くなっていつも通りの和希と、今日も隣に位置して。
「ずっと琉聖さんばっかり見やがって。兄貴から乗り換えんのは勝手だけど、アンタは入る余地もないだろうよ」
あたしは、正面で七海さんと談笑する琉聖さんを、見過ぎていたらしい。
それを見逃さない和希が、嫌味ったらしく突っ込んで来たけど。
「………だよねえ…」
「……はぁ?」
いつもなら間髪入れずに返すはずのあたしの口調は、弱々しかった。
和希も意表を突かれたのか、気の抜けた返事をする。



