至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

自分で言った癖に、真顔で大きく頷いた大翔。


それは具合が悪いからって意味じゃなくて、和希があたしを毛嫌いしてるから…ってことで。


お互いそんな意味が分かって軽く笑う。


「じゃ、なんかあったらまた叩き起こしてくれていいから」


そんな言葉を残して部屋を出て行った大翔に、やっぱり叩き起こしてたんだ……と、笑いながら和希に目を向ける。



いつも不貞腐れている、和希のおだやかな寝顔。


凌牙と同じ運命を背負った和希の夢も、幸せなものでありますように。



心の底から、そう願った。