至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

大翔がふわあと大きいあくびを、ひとつする。


「大翔、もう部屋に戻って大丈夫だよ」


「優月ちゃんは?」


「あたしはここにいる。また、いつ目が覚めるか分からないし。そのとき、誰もいないときっと心細いと思うの」


具合が悪い時は、きっと誰でもそう。


「和希だって男だぞ?こんな密室で、元気になった和希に襲われるかもしんないぜ?」


大翔は部屋の中をぐるっと見渡す。


「ないでしょ」


「ああ。まずないな」