至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

あたしが凌牙にとって、望むべき運命だとしたら。


それって、泣きそうなほど嬉しい。



「だから、和希もいつか分かってくれる日がくるよ」


大翔はそう言いながら、汗でぬれた和希の前髪を撫でた。


「……うん。そうだといいな」


こうして寝顔を見ていると、すごく幼く見えた。



凌牙と一緒に、赤ちゃんの頃から極道の世界に生きて。


兄を、心の底から尊敬している。


兄に忠誠心を持った和希は、きっと誰よりも純粋で。


脆くて壊れやすい心を持っているからこそ、虚勢を張って警戒する。



だから、あたしを理解してもらえたら、その距離は急速に縮めることができるって信じてる……。