ねぇ、光ちゃん。
どこにでもあるような。
溢れているような。
仁葉が簡単に口にする言葉でしか表現できないけど。
だけど、本当に光ちゃんへの気持ちは特別で。
世界1のお砂糖とお塩とスパイスと。
ばかな仁葉じゃ伝えられないくらいとびっきりのお料理より、ずっとずっと価値のある想い。
告げられないから、丸ごと渡してしまいたいくらいの恋心。
押しつける相手もいないのに、溢れてこぼれて止まらない。
そんな〝好き〟をね、仁葉はずっと抱えているんだ。
そのままの仁葉で、生きていくんだ。
だって、仁葉はまっすぐな想いを大切にしたい。
きらきらしていたいから。

