快く了承してくれたふたりの前。
仁葉たちの呼び方が変わった時と同じように、たたたっ、と躍り出る。
そしてくるりと振り返った。
「梓ちゃん」
「なに?」
「輝くん」
「ん?」
仁葉はずっと、光ちゃんのその光を追いかけて。
走ってきたけど……。
でも、もう大丈夫。
涙をこらえて必死に追いかけたりなんてしなくても、もう手の中には優しい光。
永遠の輝き。
「ふたりのことが、大好きだよ!」
そして、仁葉は満面の笑みを。
今までで1番のとびっきりの笑顔を浮かべた。
────ああ、光ちゃん。
やっと、会えたね。
もう1度会うという約束、叶ったね。

