仁葉にはやっぱりとっても難しい。
たくさん悩んで、出した答えをまた考えて。
だけど、それでもきっといいよね。
光ちゃんならそう言ってくれる気がするよ。
光ちゃんとふたりきり。
世界に、空気にとけて消えてしまいたかった。
そんな悲しい〝好き〟じゃなくて。
誰かを照らす想いを抱いていたい。
誰かを包む優しい光(ひかり)になりたい。
だって仁葉は、光ちゃんみたいになりたいよ。
まずは、そばにいてくれる優しい人を大切にして。
生きていることに、出会えたことに感謝して。
そのうえで、光ちゃんも大切なんだって笑いたい。
────笑って、生きていきたい。

