その光を、追いかけて。









あれから、ことごとく輝くんと梓ちゃんを避ける日々。



さすがに心配するようになってきた周りにはちゃんと言い訳もしてある。



輝くんとは、もう勘違いされないように。

梓ちゃんとは、輝くんと付き合ったらいいのになぁと思ったと。



それを信じきったクラスメートと共に行動して、ふたりとはほとんど目を合わせることさえしてない。



「仁葉」と呼ばれたら、振り返る。

「なぁに?」といつもとおんなじ対応だってする。



でも、それだけ。

それ以上は、ないの。






そんな風に過ごして、数日。



「仁葉……。
ちょっと、いいかしら?」



放課後、帰ろうとしていた仁葉は梓ちゃんに声をかけられた。