その光を、追いかけて。





梓ちゃんと3人で肩を並べながら、駅へと向かう。



彼女もこの3人で過ごすことに慣れてきたみたいで文句を言いながらも、ちゃんと一緒にいてくれるの。

仁葉の理想の形になってきたんだ。



「クラスで遊ぶのも楽しみだけど、3人でも遊びたいねー」

「あたしは仁葉とふたりでいいのよ」

「えへへ、じゃあふたりでも遊ぼう!」



にこにこと笑うと梓ちゃんが美味しいカフェができたのよー、と教えてくれる。

梓ちゃんって、甘いものが大好きな仁葉に素敵なお店をたくさん教えてくれるけど、いつもどこで情報を手に入れているんだろう。



とりあえず、馬鹿な仁葉でもわかるのは、それだけ梓ちゃんが仁葉のことを考えてくれてるってこと。

仁葉と過ごす時間を素敵なものにしようとしてくれていること。



それだけでもう、仁葉は胸がいっぱいになる。



「楽しみにしてるねっ」