その光を、追いかけて。









「部活動停止って本当ですか⁈」



朝早くから職員室に飛びこんできた俺の姿に、先生みんながギョッとする。



そりゃそうだ。

本当ならまだ謹慎中で、しかも制服も着ていない。

走って来たせいで、汗もしたたっているんだから。



胸ぐらを掴みそうな勢いで詰め寄ったせいで、顧問は目を見開いたまま焦った声をあげる。



「お前、今は停学、」

「渉さんたちは……悪くないんです!
俺と、陽介さんのふたりだけの問題なんだ」



遮るように大きな声を出した。



お願いします……お願いします!

頼むから、1ヶ月も停止なんてやめてくれ。



そんなの……今月の大会が。

今週末の3年生の最後の大会が、つぶれてしまう。