その光を、追いかけて。





そして、そのまま繰り返す毎日。

君を待って、君は来なくて。



仕方がないよなとひとり、走る方向を変える。



休みの日には柚季とよく走る、学校とは逆方向の土手。



ひとりで走るのは随分と久しぶり。

カラカラと回る自転車の音と柚季の声がないなんて、変な感じだ。



最初の日こそ怒っていた母さんも、俺が走るだけ走ったら帰って来る姿。

傷も開いていないことを確認して、どうしようもないと諦めたらしい。



文句も言わず見送ってくれるようになった。









停学処分から5日経った。

明後日には学校に復帰するという日の晩、担任から電話がかかってきた。




















────────陸上部は1ヶ月の部活動を禁止になったと。