その光を、追いかけて。









陽介さんが部活に来なくなってから、1週間。

つまり、俺が部活に復帰してから4日が過ぎた。



渉さんに陽介さんのことを訊けば、「もう少し待っててやってくれ」なんて。

眉を下げて、そう言われてしまった。



だから、渉さんからはもうなにも聞き出すことはできないとわかったけど……。

納得なんてできるわけもない。



はぁ、とため息をついた。

もやもやする。



なんで陽介さんはずっと来ていないんだろう。

走りたくないわけがないのに。



考えてもその答えは、馬鹿な俺にはわかるはずもなく。

落ち着かない時には走るしかないという結論に至り、部室に向かう。



調整期間に勝手に走るのはどうかと思うけど、少しくらいならいいよな。



靴を取りに、部室へ向かう昼休み。

扉を開けようとしたところで、中から声が聞こえることに気づいた。



「なんで陽介さん、部活に来ないんですか」



この聞き覚えのある声は……柚季だ。



内容的に、陽介さんもいるんだろう。

思わずそっと聞き耳を立てる。