その光を、追いかけて。





そして、お互い無事に合格・入学を果たし、俺はもちろん陸上部に入った。

あとから俺を追うようにマネージャーとして入部した柚季と、以前より仲は深まったけど……。



世話焼きな彼女にマネージャーは向いていたんだろうな。

テキパキと動き、なんでもはっきりと告げる柚季はあっという間に陸上部でも人気者になった。



柚季のポニーテールが弾むたび、俺の心も同じように弾んでいた。

そして、柚季に好意を寄せているように見える人が彼女に声をかけるだけで、俺の心は揺れていた。



塾の時は傲慢なことに俺だけの柚季のような気がしていたから、不安で、不安で。



それに耐えられなくなった今年の7月。

出会った頃と同じように暑い夏の日。



2ヶ月前の合宿から付き合うようになったんだ。