グッバイ・メロディーのレビュー一覧
5.0
たいせつな幼なじみが “芸能人”に、なりました 幼い頃からずっと一緒の季沙と洸介。 父を亡くし、父の忘れ形見のギターを奏でることが生活の中のほとんどを占めた洸介のそれよりもっと優先すべき存在の季沙とそんな洸介と共に寄り添うことが日常の季沙の周りから見たら不思議な関係の2人。 その関係は、洸介がはじめたバンド『あまいたまごやき』の変化と共に、緩やかに変わっていった…… 大好きな作家さんなので、もちろん面白さは期待値以上でしたが、期待を良い意味で裏切られましま。 これはただの青春恋愛ストーリではない。 甘くて、ホロホロと口の中で味がほどけるたまごやきみたいなお話でありながら、季沙と洸介、あまいたまごやき、周囲の家族や取り巻く人達全て丁寧に描かれた愛の物語です。 読み終えて、季沙と洸介の関係は『ふたりでひとつの』魂のような、もちろん別々の人物なのに、そう感じてしまいました。
たいせつな幼なじみが
“芸能人”に、なりました
幼い頃からずっと一緒の季沙と洸介。
父を亡くし、父の忘れ形見のギターを奏でることが生活の中のほとんどを占めた洸介のそれよりもっと優先すべき存在の季沙とそんな洸介と共に寄り添うことが日常の季沙の周りから見たら不思議な関係の2人。
その関係は、洸介がはじめたバンド『あまいたまごやき』の変化と共に、緩やかに変わっていった……
大好きな作家さんなので、もちろん面白さは期待値以上でしたが、期待を良い意味で裏切られましま。
これはただの青春恋愛ストーリではない。
甘くて、ホロホロと口の中で味がほどけるたまごやきみたいなお話でありながら、季沙と洸介、あまいたまごやき、周囲の家族や取り巻く人達全て丁寧に描かれた愛の物語です。
読み終えて、季沙と洸介の関係は『ふたりでひとつの』魂のような、もちろん別々の人物なのに、そう感じてしまいました。
私の幼なじみ、私のギタリスト。 こうちゃんとわたし、それから3つのギターが私の全て。 そんな中、大好きな幼なじみが有名人になった。 ずっと一緒だったのに、どんどん遠い誰かになっていく大好きな人達。 嬉しくて、誇らしくて、だけどやっぱり寂しくて。 だけどどれだけ遠く離れても、きっと大丈夫。 「ね、こうちゃん。ギター弾いて」 「いいよ」 こうちゃんの掻き鳴らす音が あまいたまごやきのメロディーが 私にも聞こえるから。 * 可愛らしい季沙とこうちゃんの関係性、「あまいたまごやき」のメンバーとのやりとりがとても楽しい。 彼らの夢を季沙ちゃんと一緒に応援していて、読み終わる頃にはすっかり彼らのファンになっていました。いつか彼らの曲をライブで聞いてみたいです。 キラキラして優しい青春物語。ぜひご一読を。
私の幼なじみ、私のギタリスト。
こうちゃんとわたし、それから3つのギターが私の全て。
そんな中、大好きな幼なじみが有名人になった。
ずっと一緒だったのに、どんどん遠い誰かになっていく大好きな人達。
嬉しくて、誇らしくて、だけどやっぱり寂しくて。
だけどどれだけ遠く離れても、きっと大丈夫。
「ね、こうちゃん。ギター弾いて」
「いいよ」
こうちゃんの掻き鳴らす音が
あまいたまごやきのメロディーが
私にも聞こえるから。
*
可愛らしい季沙とこうちゃんの関係性、「あまいたまごやき」のメンバーとのやりとりがとても楽しい。
彼らの夢を季沙ちゃんと一緒に応援していて、読み終わる頃にはすっかり彼らのファンになっていました。いつか彼らの曲をライブで聞いてみたいです。
キラキラして優しい青春物語。ぜひご一読を。
季沙とこうちゃんと、それから3つのギター。ひとつ増えて、4つのギター。
あまいたまごやきのメンバーが奏でる音楽は、やがてたくさんの人の耳に届くようになる。
目まぐるしく景色を変える中で、それぞれが懸命に恋をする。
そんな彼らの姿に心を打たれます。
本当にほんとうに素敵な作品でした。
是非ご一読ください(*^^*)
大好きな幼なじみ。 恋愛感情なんて分からないくらい側にいて大好きな人。 そんな君が芸能人になるなんて―――。 「寂しい」 そんな言葉は飲み込んで笑顔で応援しよう。 どれだけ難しくても、私は君の1番のファンに代わりはないから…。 私専属のギタリスト。 君が奏でるメロディーは、いつだって私の宝物だ。 夢雨さんのグッメロを初めて読破したのですが、本当に素敵なお話です。 大好きな、大切な人がいるみんなへ。読んで欲しい作品です。
大好きな幼なじみ。
恋愛感情なんて分からないくらい側にいて大好きな人。
そんな君が芸能人になるなんて―――。
「寂しい」
そんな言葉は飲み込んで笑顔で応援しよう。
どれだけ難しくても、私は君の1番のファンに代わりはないから…。
私専属のギタリスト。
君が奏でるメロディーは、いつだって私の宝物だ。
夢雨さんのグッメロを初めて読破したのですが、本当に素敵なお話です。
大好きな、大切な人がいるみんなへ。読んで欲しい作品です。
「俺は季沙のギタリスト」
始まりはふたりの幼いメロディー。
こうちゃんが弾くギターはかっこいい。わたしの大好きなギターを弾いてくれる彼は徐々に上手くなり、バンドを組んだ。
かけがえのないメンバーに出会い、4つのメロディーを奏でて。『あまいたまごやき』は次第に有名になって、そして。
幼なじみは――芸能人になりました。
大好きな音楽で、どんどん成長していく彼。誰よりも一番応援しているから嬉しいことのはずなのに。不安になって、そして気付く恋心。
加速する青春。彼が夢を追えば追うほど、ずっと隣にいることが難しくなっていく――。
こんなにも夢に向かってがむしゃらになれるのも、大切な人のために精一杯悩めるのも、きっとこの年頃だけなのでしょう。大切な仲間、恋人、家族、ファン、愛しい幼なじみ。大切なものに気付きながら成長していく彼や彼女の物語は、とても温かさに満ちています。ありがとうございました!
もしかしたら、知らないうちに、少しずつ遠い存在になっているのかもしれない。それでもこうちゃんの夢をいちばんちかくで応援するって決めてたから。 ごめん。ありがとう。 淋しい。嬉しい。 会いたい。会いたくない。 大切な気持ちと鳴りやまない音楽。 ふたりと4つのメロディーはまだ始まったばかり。 ▽ 誰かの背中を押したり、誰かに背中を押されたり。あまいたまごやきも、きさちゃんもみちるさんも、みんなそうやって踏みだして前に進んでいく様子の描写がとてもリアルで、さすが作者さんだなあと思いました。 人の想いって難しくて愛おしい。柔らかくて優しい雰囲気に思わず涙がこぼれます。素敵なお話でした。
もしかしたら、知らないうちに、少しずつ遠い存在になっているのかもしれない。それでもこうちゃんの夢をいちばんちかくで応援するって決めてたから。
ごめん。ありがとう。
淋しい。嬉しい。
会いたい。会いたくない。
大切な気持ちと鳴りやまない音楽。
ふたりと4つのメロディーはまだ始まったばかり。
▽
誰かの背中を押したり、誰かに背中を押されたり。あまいたまごやきも、きさちゃんもみちるさんも、みんなそうやって踏みだして前に進んでいく様子の描写がとてもリアルで、さすが作者さんだなあと思いました。
人の想いって難しくて愛おしい。柔らかくて優しい雰囲気に思わず涙がこぼれます。素敵なお話でした。
「俺は季沙のギタリストだから」
こうちゃんは、昔からわたしだけのギタリスト。
そんなこうちゃんが、メジャーデビューをして
芸能人に、なりました。
知らない世界へ行って、それが寂しいことは本当だけど、ずっとずっと、一番のファンとして応援してるよ。
こうちゃんと、わたし。
そして4つのメロディーは動きだしたばかり。
☆☆☆
夢を追い続ける若さ!とてもステキです!
感情をうまく出せないこうちゃんと、それを優しく支える季沙ちゃんが可愛くて可愛くてどうしようもありませんでした。
お話も、この二人だけでなく、他のメンバーにも焦点をあてているので、とてもおもしろく、様々な角度から物語が作られていると思います。
できっとこの二人も、みんなも、変わらないでずっとこのままで幸せになるんだろうなってほっこりしました。
ほかの読者様も、ぜひ御一読を。
側にいるのが当たり前で、大好きなのが当たり前な、幼なじみ。そんな彼が、芸能人になりました。 前作長編からこの作者さんの大ファンになった私ですが、今作で、もう間違いなかったと顔をビシャビシャにして頷きました。 読んでいると、その人が実際にいて、こうちゃんが、季沙が、みんながいて、物理的な温かさと、心の温かさを、本当に感じるようで。私がこの作者さんの大ファンなのは、そういう感覚になれるからなんだと思います。この作者さんのお話で泣くの、すごく好きだ。泣けば泣くほど心があったかくなって、みんなのことをより一層好きになれるから、好きだ。何度も戻ったり、繰り返して読んだ。 ラブレターのようになってしまいましたが、こうちゃんと季沙の関係には悶えます。こんなにむぎゅむぎゅさせられるカップル、初めてです。 私のだいっっすきなお話!叫んでおくので、皆様も是非、この感覚に浸って下さい。
側にいるのが当たり前で、大好きなのが当たり前な、幼なじみ。そんな彼が、芸能人になりました。
前作長編からこの作者さんの大ファンになった私ですが、今作で、もう間違いなかったと顔をビシャビシャにして頷きました。
読んでいると、その人が実際にいて、こうちゃんが、季沙が、みんながいて、物理的な温かさと、心の温かさを、本当に感じるようで。私がこの作者さんの大ファンなのは、そういう感覚になれるからなんだと思います。この作者さんのお話で泣くの、すごく好きだ。泣けば泣くほど心があったかくなって、みんなのことをより一層好きになれるから、好きだ。何度も戻ったり、繰り返して読んだ。
ラブレターのようになってしまいましたが、こうちゃんと季沙の関係には悶えます。こんなにむぎゅむぎゅさせられるカップル、初めてです。
私のだいっっすきなお話!叫んでおくので、皆様も是非、この感覚に浸って下さい。
幼なじみが芸能人になりました。 これだけ聞くと、なんだか夢みたいなお話。だけど、このお話はとてもリアルで、きっと誰の生活の中にもある、やさしさと、あったかさが、ギュッとつまっている作品だと思います。 家族との絆、 バンドメンバーとの絆、 そして、幼なじみ… 恋人との絆。 幼なじみが恋人同士になる瞬間も、とても丁寧に優しく、自然に描かれていて、思わず本当に大事な友達のことのように、「よかった〜!」と心の底からホッとしてしまいました。 自分も周りの大切な人を、もっと大切にしたくなる、そんな作品です。 ぜひ読んでみてください。
幼なじみが芸能人になりました。
これだけ聞くと、なんだか夢みたいなお話。だけど、このお話はとてもリアルで、きっと誰の生活の中にもある、やさしさと、あったかさが、ギュッとつまっている作品だと思います。
家族との絆、
バンドメンバーとの絆、
そして、幼なじみ…
恋人との絆。
幼なじみが恋人同士になる瞬間も、とても丁寧に優しく、自然に描かれていて、思わず本当に大事な友達のことのように、「よかった〜!」と心の底からホッとしてしまいました。
自分も周りの大切な人を、もっと大切にしたくなる、そんな作品です。
ぜひ読んでみてください。