妖精の心を貴方に

「望美は、どうだったんですか?」

「わ、私?」

私のきっかけ何て、とてもじゃないけど言えない。

二人は、それぞれの思いを強く願った事によって妖精が生まれた。

だって、私の思いは二人とは違う。

『絵なんて描かなければ良かった』と思っ時に、ルルは生まれた。

強く願っている二人の気持ちと、私の気持ちを同じにしちゃいけない。

「わ、私も二人と似たようなものだよ」

無理に笑顔を作って言うけど、絶対苦笑したみたいになっている。

そんなふうに話している私の様子を、ルルが悲しげな表情で見ていた事に、私は気づいていなかった。

同時に、アカツキがルルのことを見ていたこともーー