妖精の心を貴方に

「そして、何で望美が小早川君に告白出来ないかというと、理由は一つです」

始まったよ……。

沙弥佳の情報語りたいモード。

「晶も知っているでしょ!今の小早川君は、私たちのクラスで人気の男の子だってこと」

「そりゃあ、知ってるさ。校内一イケメンと言われている程だし」

「最近、私の方に入った情報によれば、小早川君に告白した女の子たちは、皆泣きながら帰って来るんです!」

「な、なんでまた?!」

ここから先は、私も沙弥佳から聞いている。

「なんでも!小早川君のファンクラブの子たちが、何かをしたとか、していないとか」

「こ、怖っ!それって、小早川に告白した女子を、脅してんじゃないの?」

「その可能性は、十分あります」