妖精の心を貴方に

「告白するなら、早いほうがいいよ」

「それ……、無理だと分かってて言ってる?」

私は、恨めしそうな顔を浮かべて深く溜め息をついた。

「無理?無理じゃないでしょ」

いや、それが無理なんだですよ。

「晶は本当に何も知らないんだね」

「まぁ、恋愛に興味ないしね。沙弥佳はこういう情報集め、得意だもんね」

すると、沙弥佳の目が突然光りだしと思ったら、胸ポケットから手帳を取り出すと勢いよく話し始めた。

「そうです!私は情報を集める事が好きなんです!“情報”という言葉……、なんと良い響きなんでしょう」

「……そう?」

晶から確認を取るように聞かれた私は、左右に頭を振った。