妖精の心を貴方に

「朝部活だったんですね」

「望美〜、良かったじゃん」

晶は、にやにやしながら私の背中を肘で突いてきた。

「……へ?!な、なにが?」

「好きな人に朝から会えて」

「そ、そんなんじゃないよ!」

晶と沙弥佳の言う通り、小早川君は私の好きな人だ。

自分でも、いつ好きになったのかは覚えていない。

けど、数日前にそれが恋なんだって気づいた。