妖精の心を貴方に

でも、何でそれで妖精が生まれるのかも分からない。

「簡単に言えば、俺はお前の心そのもの」

「俺の心!!」

「そうだ、それに望美って子のことが好きだって事にも気づいただろ」

「うっ!」

そう言われると、なんか恥ずかしくなってくる。

「その気持ちは俺にも伝わってくる、そしてその大國に望美を渡したくない気持ちも」

「…そうだよ、あんな奴に望美を渡してたまるか」

「なら、勝たないといけない」

「勝に決まってるさ」

「俺は、サッカーの妖精だから、お前の力にだってなれる、俺の力借りるか?」

「いや、ハヤテの力は使わない、この試合は俺の力で勝つ」

ハヤテは、数秒間をおいてから軽く溜め息をつく。

「そう言うと思った、流石奈津だな、だがそれでも俺はお前の近くに居る」

「それは頼もしいな、妖精が近くに居るなんて」

「そうか?」

俺は、軽く笑うとハヤテも軽く笑った。