妖精の心を貴方に

「奈津の言うとおりの、私には関係のないことかもしれないけど、でも話ぐらいしてくれても」

「もう!放っといてくれよ!!」

私が奈津に差し伸ばした手を、奈津は払いのけた。

「奈津……」

「何なんだよ……、さっきから」

「……」

言葉が出てこなかった、その前に奈津に手を払いのけられたことがショックだった。

「…もう戻れよ、ここに居ても話すことなんてねぇよ」

奈津は、私から視線を逸らした。

「……!!」

私は、気づいた時奈津の頬を叩いていた。

「いって……」

その時、奈津が被っていたタオルは地面へと落ちた。

「奈津の馬鹿!一人で悩まないでよ!!」

「あちゃー、何をやっておるのじゃ…」

私の怒る姿を見た奈津も、頭にきたのか言い返してきた。