妖精の心を貴方に

あんな奈津の姿初めて見た、奈津の姿を見ていると、昔の自分が出てくる。

「望美、今の奈津を戻せるのは望美だけじゃ、ここで引き返したら後悔するのじゃ」

「そうだよね、後悔なんてもうしたくない」

もう、後悔するのは嫌だ……。

「な、奈津!!」

私は奈津のなまえを呼んだ。

「…望美」

奈津は、ゆっくりと私の方へと視線を向けた。

「大丈夫奈津?」

奈津の元へと駆け寄りしゃがみ込む。

「あぁ……、ちょっと気分が悪くなっただけだから心配するな」

嘘言わないでよ、気分が悪くなったて状態じゃないよ。

「奈津!嘘つかないで、何かあったんでしょ?」

「望美には、関係のないことだ」

やっぱり、あの大國君と何かあったんだ、じゃないとこんなふうに奈津がなるわけない。