妖精の心を貴方に

「よし!」

大國は、満足そうに笑顔を見せる。

「なんだあれ」

そんな大國の姿を先輩方は見ていた。

「予想以上だね奈津」

「……そうだな」

何も出来なかった、大國のプレイに目が奪われて動くことが出来なかった。

「まず一点だ、勝つのは俺だ」

大國は俺の隣に来ると、そう呟く。

「まだ始まったばかりだ…、結果が変わることだってある」

「じゃぁ、それを期待しているよ、本当に結果が変わるといいね」

大國は、軽く手をあげながらポジションへと戻って行った。

(…次はもうやらね)

俺は、大國の後ろ姿を睨みつけていた。