妖精の心を貴方に

私も史絵みたいに精一杯応援しよう。

「奈津ー!頑張れ〜」

そんな姿を、沙弥佳・晶・佳絵羅お姉ちゃんは、顔をニヤニヤさせながら私を見てくる。

「な、なな何か?」

「別にー」

「なにもありません」

「そうそう」

な、なんだか恥ずかしくなってきた。

「あ、夜城君の目の前に巫連赤君が」

夜城君の目の前に巫連赤君が立ちはだかる、夜城君はボールを取られまいとボールを転がす、だけど隙を見た巫連赤君は夜城君からボールを奪い取る。

「あー!」

史絵が軽く歓声をあげる。

「惜しかったな〜」

「うん」

「でも、これから」

晶の言うとおり、試合はこれから。