妖精の心を貴方に

お互い話しているところを見ると、周りとオーラが全然違う。

神無月君も小早川君と同じくらいイケメンだから、二人一緒だと神々しさが増していく。

「それで、愛用の辞書を読んでいるわけか」

「そうだが」

「俺には無理だな、辞書を読むなんて」

「そうか?」

たぶん、辞書を愛用して読んでいるの、神奈月君だけだと思う。

すると、タイミングよくそこでチャイムが鳴った。

「はーい、席についてください」

私たちの担任である、金村文子(かなむらふみこ)先生が教室に入って来ると、それを見たみんなは席に着いた。

「みなさん、おはようございます。今日もいい朝ですね」

金村先生は、学校内一の美人の先生であり、みんなから美人先生と呼ばれている。