壇上に上がった大介は咳払いをしてから話し始める。 やっぱり大介が好き。 ライトを浴びた大介は、今誰よりも輝いていた。 次期社長に決定したことへの感謝の気持ちと、 支えてくれる社員への想い。 まだ経験の少ない自分が社長の息子であるということで、次期社長になることへの申し訳ない気持ち。 素直に、わかりやすく話した。 こういう人だから、みんなに好かれる。 社員が憧れちゃうような社長になれるよ、大介なら。 「最後になりましたが、ここで、個人的な発表があります。」 とうとう来た。 結婚?