「お?なんだよなんだよ、そんな恥ずかしいって分かってんのに続けてたのかよー。
あ、もしかして職人魂に火がついて作ってあげちゃった感じか?
今まで何やったんだ?
ネックレスとかブレスレットとか髪飾りとか、あとは何が」
「うるせえ!」
「あがッ!」
指を折ってアクセサリーを数えていたラリマーに、セドナの鉄拳が飛ぶ。
挙げることに夢中になっていたラリマーはモロに受け、再び無言で悶えることになった。
自業自得である、心配してやる必要もない。
「面白がってんじゃねえよ!
別にいいだろ、自分が作ったものプレゼントしてたって!」
セドナは大きく息をついてジュースを飲み干した。
少なくなっていることに気付き、もう一度ラリマーを蹴っ飛ばす。
浅く座って地面に足を投げ出し、腕組みして爪先を見つめた。
「……あいつ、何が欲しいんだろうな」
「あん?」
痛みに耐えきったラリマーも、カップをあおってセドナを見た。
セドナは独り言のように続ける。


