(大丈夫よ、ただお茶してお話しするだけなんだし。
周りの人から変に思われても、私自身やニコたちがそうじゃないって分かっていればいいわ。
それに、初対面の男の人とも逃げずに話していけるようにならなきゃ……
いつまでも怖がってたら、大人になんてなれないのよ、ティファニー。
こういうところから頑張っていかないと!)
「……分かりました。
ニコと一緒で良ければ、そのお誘い、お受けします」
「ああ、もちろんだ。
良かった、君を不快な思いにさせてしまったのかと心配してしまったよ」
「ご、ごめんなさい……」
「いいんだ、気にしないで。
僕はここで待っているから、2人は出かける準備をしておいで」
セイクリッドが嬉しそうに声を弾ませた。
素早く目配せし、衛兵を自分から離れたところに控えさせる。
2人に気を遣わせないようにするためだろう。
ティファニーがまたニコを見上げる。
ニコはうなずき返し、彼女の背中を優しく叩いてあげた。


