極彩色のクオーレ


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翌日、ニコたちが店に行くと、すでにほとんどの職人たちが仕事をしていた。


していないのはタンザとハック、キマーダとボルダーの四人だけだ。



「おっ、これで全員揃ったな」



やや遅れてセドナが到着すると、キマーダは嬉しそうに微笑んだ。


稼働していた機械がすべて止まり、場の視線がキマーダに集中する。


キマーダは一つ咳払いをして、作業場をぐるりと見渡した。



「それでは昨日言った通り、この貴重な未加工の生物資材ウォルフィンを賭けた勝負を行おう」



ウォルフィンの乗った荷車の端に腰かけてボルダーが大あくびしたが、キマーダは気にも止めない。


タンザとハックはちらりと互いを睨み、真剣な表情で工匠を見つめる。



「お前たちは言い争いの中で『ファイア村に恥じない職人』と言っていたな。


ファイア村は職人たちに必要な資材を提供してくれる村だ。


なので勝負内容は、それにちなんだものを用意させてもらったよ」