極彩色のクオーレ






「いやあ、面白いぐらいじーさんの言うとおりだった。


まさかこんなに早く検証できるとは思いもしなかったし、しばらくはこれを超える面白さには巡り合えねえだろうな。


つかあのじーさん、どうやってこのこと調べ上げたのかな……聞いときゃ良かった、くっそ、バカした」


「ど、どうして?どうして私の目を見ても怖くないの?」



ティファニーは思わずシャロアに走り寄って彼の腕を捕まえた。


シャロアはくいっと片眉をあげて笑ってみせる。



「うん?そうだなあ、やっぱりおれが『天才』だからかな」


「え……」


「ティファニー、あれは冗談ですからね」


「うえっ、マジで?今の本気にしちゃったの?」


「ティファニー純粋無垢な女の子なんだよ、バカシャロア。


ここにいるリビアとギベオンなんか比べものにならねえレベルでな」


「否定はしないけどむかつく言い方すんなよ」


「それなりの覚悟があっての発言よね、もちろん?」



ギベオンとリビアが目をつむりながらそれぞれぼそりと言い、ラリマーに攻撃する。


突然始まったよく分からないちゃんばらを背にしたまま、シャロアはティファニーに片合掌した。


ここが屋内だったら土下座しそうな勢いである。