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借りた作業服に着替えた少年たちはクォンタムに連れられて、南に広がる森・エンハンスを進んだ。
クォンタムたちの作業場はこの奥、カメオ鉱山の一部だ。
作業場と工房がある区画の間には鉄道があり、トロッコを走らせて採掘した鉱物を運搬する。
そのトロッコに乗せてもらっているので、移動は実に楽だった。
「クラック石は、うちがもつ5本の坑道の真ん中、一番奥でしか採れない。
今年はまだ作業していないから、ちっとばかし余裕があるんだよ」
「だから来させてくれたんすね」
「そうだ。
しっかし、クラック石を自分で採掘しようとはねぇ。
アレは本当に難しいぞ。
手鉋をうまく使って丁寧に採らんと、すぐに壊れちまう」
「研磨するのも一苦労だって聞きました。
でも、どうしてもそれを使いたくて。
仕事の一環として研磨方法も勉強したし、どうせやるなら自分で見つけて自分で研磨もトリートメントもしようって考えたんです」


