極彩色のクオーレ


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「……それで、僕はデシンと一緒にここへ来たんだ。


ギベオンには他のコルルについて行ってもらったよ、僕がいないところで無茶したら困るからみんなに見てもらってる」


「んだとぉーーっ!!」



ケセラがニコたちにだけ聞こえる大きさの声で、手短に説明し終える。


と、それまで黙って聞いていたセドナがいきり立った。


ゴーレム以外の聞き手たちも同じ表情で、当人でないがそれを向けられているケセラが肩を跳ねさせた。


デシンを抱きしめて石材の上に縮こまる。



「あンのクソ王子!


良いのは外面だけか、ティファニーを化け物なんかに仕立て上げやがって!」


「責任を全部あいつに擦り付けたな……。


まさかこのために今までルースに散々恩を売ってきたのか?」


「いや、もしかしたらこれもあいつの計画の一つ、て可能性もあるな。


リビアはどう思……ヒイッ!」



顎に指を当て、予想を出したタンザが何気なく隣に立つリビアに意見を求める。


しかし、そのおぞましい形相に短く悲鳴をあげた。


ハックまで竦み上がり、一緒に両手をつないで震える。