極彩色のクオーレ






「ふうん、そういうことだったの。


案外かわいいこと考えてるのね、セドナ、気づかなくてごめんなさいね」


「完全に盲点だったな、なるほどなるほど。


じゃあ俺たちが用意したプレゼントはセドナに任せて、明日は二人っきりにさせて」


「分かった、分かった!


パーティーのことはやる方向で考えるから、もうそれ以上言うな!」



セドナがせわしく両手を振り、耳をふさいでしゃがみこむ。


拗ねた彼の後ろで、リビアたちが『作戦成功』と親指を立て合った。


心配してセドナの傍に寄ったニコは、恥ずかしさと悔しさとでくしゃくしゃになっているセドナに殴られた。


レムリアンはぼんやりその様子を見ながらきょとんとしている。



「最初っから素直にそう言えばよかったのにな。


まあセドナもこう言ってるから、今日の夕方にでも集まって話し合おうか」


「そうね、サプライズなんてアホなことを言い出すうるさいのもいないから丁度いいわ。


今はちょっと急すぎるし、あたしたちはこれから仕事だし」


「それにケセラとギベオンがいなイカラ、いずレニせよこの場デ話し合ウノは無理ダ」


「わざわざ言わなくても分かってるわよ」



続いて口を動かしたレムリアンだが、何故かリビアに足首を蹴られた。