俺様陰陽師




 もっさりメガネの隣に座っていた女子が腰を浮かせてあたしたちを見る。


 それに答えたのはあたしたちのために扉の端に寄って立った女の子だった。


「うん、今回の緒川先輩ってば珍しく行動的だよねぇ。このふたり、見学希望者。ええっと、名前――」


「あ、木崎華波。一年です。緒川先輩の話を聞いて同好会に興味持ちました。よろしくお願いします」


 華波につづいてあたしも自己紹介する。


「芦屋ユズナ、同じく一年です。かな……、ええっと、木崎さんから同好会のことを聞いて見学してみたくなりました。よろしくお願いします」