凄く賑やかだねって言いながら華波とそんな花道を歩いて、その度にあたし達は呼び止められる。 ふたり顔を見合わせて、曖昧に答えを濁しながら講堂へ向かったんだ。 「あれがどうしたの?」 「ひとつ、気になるクラブがあったのよ」 「へぇ」 なんだろう。 華波、部活するんだ。 県立松宮高等学校は生徒の部活動が強制ではない。 だから、あたしは急いでどこかに入部しようとは考えてなかった。