ハンドル握る手が 汗ばんでくる。 …が… 心配を他所に 大輔さんは 信号待ちのとき 隣に並んで 窓を開け 「おい!あまり飛ばすなよ! じゃあな」 って 先に走って消えて行った。 アハハ アハハ アハハ 偶然だった。 頭を片手で バシバシと叩いて バカ笑い。 あたしの中で 大輔さんは 【ヤバイ人=ストーカー?】こ みたいな 先入観があるから 些細なことでも 疑ってしまう。 こんなことから 早く解放されたい。