「あたしを日本で産むと決めた後、お父さんはイギリスと日本を行き来して桐里を大きくしていった。時は過ぎ、やがてあたしは7歳になった。 その頃には、桐里も充分大きくなった。それで、やっぱり1番偉い人が本拠地にいないのは困るということになって。 小学校の低学年のうちにイギリスへ引っ越そうってなったの。でも、決まったのが急だったからみんなにお別れをしっかり言えなくて………。 それに寂しかったから、お別れの日に泣きまくっていたの」