「初ちゃんがそんな格好してると、綺麗だね!」 溜め息ばかりついているあたしを励ますように優が褒めてくれる 「優。別に良いのよ。お世辞なんか言わなくても」 「「「「「(これだから、無自覚は………)」」」」」 みんながそう思っているなんて知りもしないあたし 歩いていれば、待ち合わせ場所のレストランに着いてしまった