「"アイス"!」
氷の欠片が現れ、ヒュドラの周りを漂う。
ヒュドラも何事かとあたりを見渡していた。
「"ロック"!」
翔太が叫んだ。
その言葉と共に、先ほどまでただフヨフヨと漂っていた氷がヒュドラに張り付いた。
ギャアアアア、とヒュドラの不快な叫び声が辺りに響き渡る。
ヒュドラは身をよじって氷から逃れようとするけれど、翔太はそれを許さない。
氷はどんどん張りついていき、ヒュドラが見えなくなるまで張り付いていた。
「待て。これだけじゃない」
翔太はそう言うと、また杖を構えた。
にやり、と不敵な笑みを浮かべて。
「"パーフェクト"!」
翔太の言葉と共に、キン、と氷の温度が下がったように感じた。
離れているのに、寒い。
「これで、出てこれないはずだ。氷の温度を極限まで低くしたからな」
さぁ、と翔太は言った。
「後は由良の番だ」
「うん!」
あたしは返事をすると、「"ソード"」と呟いた。
杖は剣に変化した。持ち手が黄金でキラキラと光っている。
あとは、補助魔法で、力の限り跳びあがる。
「"ジャンプ"!」
氷の塊よりも数メートル上に飛び上がった。
「"セイクリッド・クロス"!」
続けてそう叫ぶと、刃が白い光で覆われた。魔力で満ちている。
そして、そのまま、
「はぁああ!」
氷の塊に切りつけた__
氷の欠片が現れ、ヒュドラの周りを漂う。
ヒュドラも何事かとあたりを見渡していた。
「"ロック"!」
翔太が叫んだ。
その言葉と共に、先ほどまでただフヨフヨと漂っていた氷がヒュドラに張り付いた。
ギャアアアア、とヒュドラの不快な叫び声が辺りに響き渡る。
ヒュドラは身をよじって氷から逃れようとするけれど、翔太はそれを許さない。
氷はどんどん張りついていき、ヒュドラが見えなくなるまで張り付いていた。
「待て。これだけじゃない」
翔太はそう言うと、また杖を構えた。
にやり、と不敵な笑みを浮かべて。
「"パーフェクト"!」
翔太の言葉と共に、キン、と氷の温度が下がったように感じた。
離れているのに、寒い。
「これで、出てこれないはずだ。氷の温度を極限まで低くしたからな」
さぁ、と翔太は言った。
「後は由良の番だ」
「うん!」
あたしは返事をすると、「"ソード"」と呟いた。
杖は剣に変化した。持ち手が黄金でキラキラと光っている。
あとは、補助魔法で、力の限り跳びあがる。
「"ジャンプ"!」
氷の塊よりも数メートル上に飛び上がった。
「"セイクリッド・クロス"!」
続けてそう叫ぶと、刃が白い光で覆われた。魔力で満ちている。
そして、そのまま、
「はぁああ!」
氷の塊に切りつけた__


