☆ 青龍 楓 side ☆ 花が青龍を去って、もう半年が経つ。 なぁ、…どこに行っちまったんだよ? あの日、花はあの女に呼ばれて、わざわざ階段の前で話してたんだ。 あの女は花を嫌ってる。 何かやらかすんじゃねぇかって思って、陰で会話を聞いた。 あまりにも酷く醜い、花への嫉妬心。 顔を見なくても声だけで分かった。 俺ら下っぱの悪口はまだいいだろう。 だけど、あの女は前代の悪口や…、花の悪口を言ったんだ。 〝はな〟は一人しかいないと。 いらないのは、お前だと。